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サプライチェーンCSRの推進

調達取引先まで含めた人権・労働・環境面などのCSRを果たしていくために、東芝メモリグループでは調達取引先における従業員の労働環境適正化や環境負荷低減などを推進します。

東芝メモリグループのサプライチェーン

東芝メモリグループでは、世界各地の調達取引先からさまざまな原材料や資材を調達しています。地域別では海外調達額比率が49%を占めています。

地域別 調達額比率(2017年度金額ベース)

地域別 調達額比率

東芝メモリグループの調達方針

東芝メモリグループは、調達関連法令を遵守した公正な取引を通じて、調達取引先との健全なパートナーシップの構築に努めています。

東芝メモリグループの生産ならびにサービス提供に重要な役割を担う調達取引先に、「東芝メモリグループの調達方針」への同意と実践をお願いしています。社会情勢に応じて同方針の内容を改定した際は、その都度、改定内容を周知しています。

これに加えて、環境に関しては「東芝メモリグループグリーン調達ガイドライン」 を定め、紛争鉱物に関しては「東芝メモリグループ紛争鉱物対応方針」を定めています。

業界団体・行動規範への追随

サプライチェーンにおける人権・労働・安全衛生・環境・倫理などのCSRを推進していくため、東芝メモリグループは、国連グローバル・コンパクト(UNGC)、RBA行動規範の趣旨に沿った調達活動を推進しています。

※ RBA: Responsible Business Alliance。2017年10月にEICCから名称変更しました

Responsible Business Alliance

サプライチェーン・マネジメントの推進体制

東芝メモリグループでは、東芝メモリの本社調達部に企画担当を設置し、調達取引先との公正な取引とサプライチェーンCSRの推進に努めています。
推進にあたっては、CSR推進部門、環境部門など関連部門や各事業部門と連携を図っています。

CSR調達の推進とモニタリング

CSR調達の推進

国連グローバル・コンパクト(UNGC)、RBA行動規範の趣旨に沿ったCSR活動を推進する旨を、継続的に取引している調達取引先約500社および新規調達取引先に要請しています。

モニタリング

継続的に取引のある調達取引先に対しては、品質監査時などに製造現場の管理状況を確認し、必要に応じて改善を要請・支援しています。調達取引を新規に開始する場合は、調達取引先の製造現場や管理の仕組み、環境、人権、労働、安全に関する法令遵守状況、経営状況などが東芝メモリグループの調達・選定方針に則しているかを確認しています。
継続的に環境、人権、労働、安全にかかわる説明会や、調達方針に関する状況調査(自己点検含む)を実施しています。

説明会参加と調査実施調達取引先数 (2017年度、のべ社数)

内容 説明会参加 調査実施 実地調査
人権・安全 30社 108社 0社
環境 64社 82社 1社
合計 94社 190社 1社

※調査にはEICC SAQ(Self-Assessment Questionnaire)による自己点検、第三者による監査、独自基準による調査・監査を含みます

調達取引基準違反時の対応

調達取引基準に違反した場合の基本的な対応としては、まず、是正措置の要求を行うとともに、必要に応じて、是正指導、支援を行います。それでも、是正が困難と判断された場合は、取引を停止します。

指導・支援および取引停止社数(2017年度、東芝メモリグループ、のべ社数)

内容 指導・支援 取引停止
人権・安全 30社 0社
環境 1社 0社

主な指導事例(2017年度)

環境配慮の徹底 新規取引開始時に「東芝メモリグループ環境方針」の徹底
人権・労働安全の徹底 新規取引開始時に紛争鉱物対応方針と調査の必要性の徹底

紛争鉱物の不使用(コンフリクト・フリー)について

2013年1月に米国金融規制改革法(ドッド・フランク法)の紛争鉱物問題に関する1502条が施行され、米国証券取引所に上場していない東芝メモリグループも、上場企業のサプライチェーンに連なる企業として、コンゴ民主共和国およびその近隣周辺地域で採掘された紛争鉱物の使用状況について調査し、顧客に報告しています。

東芝メモリグループは、人道的な観点から、コンゴ民主共和国およびその近隣周辺地域で産出され、非人道的行為にかかわる紛争鉱物の錫、タンタル、タングステン、金を原材料として使用しないことを定めた「東芝メモリグループ紛争鉱物対応方針」に基づき、責任ある鉱物調達を推進しています。

東芝メモリグループ紛争鉱物対応推進体制

関係する部門からなる「紛争鉱物対応事務局」が、「東芝メモリグループ 紛争鉱物対応ガイドライン」に従った活動を推進し、東芝メモリグループとしての取り組みの徹底と、情報を共有しています。

紛争鉱物対応調査

東芝メモリグループの調達取引先に対して、紛争鉱物問題の理解度や、紛争鉱物の使用状況、製錬所情報を確認する調査をしています。2017年度は、3TGを使用している可能性のある調達取引先108社を調査しました。

※ 錫(Tin)、タンタル(Tantalum)、タングステン(Tungsten)、金(Gold)。それぞれの英語頭文字をとって「3TG」と称される

グリーン調達

環境負荷の小さい資材(部材)を選定し調達するための当社の基本的な考え方や、すべての調達取引先様に対する具体的な要望事項を明文化した「東芝メモリグループグリーン調達ガイドライン」を定めています。これは、調達取引先様と環境保全活動に関する問題の共有化・相互協力を行い、ともに地球環境保全活動に取り組んでいくことを目的とするものです。同ガイドラインは随時改定しており、2017年7月にVer6.2版を発行しました。

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